2015年03月02日15:33 來源:滬江日語
《天聲人語》是日本權威報紙《朝日新聞》編輯部集體撰寫的時事類短文,內容涉及日本社會的所有方面。對於日語學習者,閱讀和翻譯它,無疑是了解日本、提高自己日語水平的大好方法。 |
作家の井上荒野(あれの)さんは獨り暮らしを始めた頃、粥と煮魚で大人を自覚したという。殘った煮汁にワカメをくぐらせ、白粥に盛る。「元気なときに食べてもおいしいものだとわかった」と、本紙「作家の口福(こうふく)」に記している
作家井上荒野先生說過,在他開始獨立生活的那陣子,曾自認為吃點米粥和煮魚感覺就是個大人了。再將裙帶菜蘸著吃剩下的湯汁置於白米粥之上,“它讓我懂得了,精神好的時候食用之味道也很好”。
そう、ごちそうはカニやマグロだけではない……と納得していたら、築地市場の初競りで大きな本マグロに1億5540萬円がついた。キロ70萬円、新春のご祝儀では説明できぬ相場らしい
的確如此,美味佳肴並不局限於海蟹及金槍魚……。可剛接受了這一觀點,就聽說了筑地批發市場年初首次競價中大個的真正黑金槍魚標價1億5540萬日元的消息。一公斤70萬日元,簡直是新春慶賀典禮上無法解釋的行情。
「マグロに高値がつくとワクワクするでしょう」。香港の同業に競り勝ったすしチェーン社長は、景気回復への思いを語った。宣伝の散財にしても華やぐ話題ではある。ただ、三が日の延長戦のような美食三昧(ざんまい)は、鉄の胃を持つ人にお任せしよう
“金槍魚高標價,心情一定按耐不住了吧。”競價中戰勝了香港同行的壽司連鎖店董事長談到了對恢復景氣的憧憬。即便這是因為宣傳需要而做出的散財行為,可也是個奢華的話題。隻不過猶如三日延長賽似的美味盡嘗就拜托那些具有鋼鐵般腸胃的人了吧。
ささやかながら當方、空き瓶を転がして內需には貢獻している。ここは大トロの誘惑に負けず、過日の飽食を反省したい。身に染みる朝粥のうまさは、いわば健康ゆえのぜいたく、ありがたいことである。
雖然數量較少,可敝人也喝干了一些空瓶子,算是為擴大內需做出了自己的一點兒貢獻。在此,我要對我在過去的幾天裡,因為不堪高膘金槍魚的誘惑而一飽口福的行為作一反省。其實,深入人心的清晨米粥,其中的甘美,即緣於健康的奢侈是非常難得的。
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