2015年10月08日14:51 來源:滬江日語
《天聲人語》是日本權威報紙《朝日新聞》編輯部集體撰寫的時事類短文,內容涉及日本社會的所有方面。對於日語學習者,閱讀和翻譯它,無疑是了解日本、提高自己日語水平的大好方法。 |
清の最盛期に君臨した乾隆(けんりゅう)帝がつくらせたものだという。ときおり取り出しては玩弄(がんろう)し、心を慰めたものか。見ていると所有欲がうずいてくるが、「神品至寶」と銘打たれた歴史遺産に手が屆くはずもない
據說,這些都是清朝鼎盛期君臨天下的乾隆帝命人制作的小玩意。或許他老人家還會不時地取出把玩一番,以獲取精神上的慰藉。盡管一看到便想佔有,可貼有“神品至寶”標記的歷史遺產哪能是普通百姓隨便擁有的東西。
一昨年、同じ場所で見た展覧會を思い出す。北京の故宮博物院展だ。こちらには乾隆帝の肖像があった。座って玉器などを鑑賞している。畫中に描き込まれた家具や器物を自前の所蔵品で再現して見せ、最高権力者の暮らしぶりを彷彿(ほうふつ)とさせていた。今回に勝るとも劣らぬ趣向だった
這讓我想起了前年在同一地點觀看的另一次展覽會——北京故宮博物院展。那次展會上展出了一幅乾隆帝的畫像,畫像中的乾隆帝坐在那裡欣賞著玉器等古玩。畫中的家具及器皿物件以獨立收藏品的形式再現於展廳供人觀賞,生動地重現了最高權力者的生活場景,給人的震撼程度與此番展覽伯仲難分。
王朝の興亡が繰り返された中國。新しい王朝は歴代王朝がのこした文物を集めることを通じ、中華文明の擔い手としての正統性を確固たるものにしたという。二つの展示を見比べて、いまさらながら文化と政治は密接不可分と感じる
幾千年來,中國不斷重復著王朝興衰更迭。據說,新王朝通過收集歷代王朝遺留的文物來確立自己作為中華文明繼承者的正統性。將這兩次展覽進行對比更讓我感覺到,即便時至今日,文化與政治仍然密不可分。
台北故宮と北京故宮が並立しているのも歴史の動亂のしからしめるところ。いながらにして雙方に觸れられた幸福を思いつつ、會場を後にした。
台北故宮與北京故宮的並列也正是歷史動蕩使然。話雖如此,足不出國門便能接觸到雙方的藝術極品,我已然很滿足。